PEOPLE. 3
技能職
見守るのは
総距離50kmの
ベルトコンベア。
千葉事業所 製銑部 BC保全課
黑川 貴史
Takashi Kurokawa
PROFILE
千葉県立大原高等学校卒。2018年新卒入社。高校時代はサッカー部で活躍。
生まれ持った器用さとスピードを活かしてものづくりに挑戦したいと考え、メガテックに入社する。
現在も会社の同好会でフットサルを楽しむ。
現在の仕事
広大な製鉄所の敷地内を縫うように走るベルトコンベアの点検・補修を担当。製鉄の工程に不可欠のベルトコンベアを保守することで、製鉄所の操業を支えている。
STORY 01
企業理念に深く共感
私は、千葉県生まれの千葉県育ち。小学校時代には、現在私が所属する千葉事業所のあるJFEスチール㈱東日本製鐵所へ社会科見学で訪れました。うろ覚えではあるものの、「なんて広くてデカいんだろう!」と驚いたことを記憶しています。就職活動でメガテックを知ったのは、学校の求人票がきっかけでした。気になってホームページを調べてみたところ、飛び込んできたのが「物づくりの原点は人づくり」という企業理念です。“いい言葉だな”と感動し、こういう理念の会社で自分も働きたいと思って入社を決めました。元々物づくりが好きで、器用さとスピードには自信があり、メガテックならばこうした持ち味がきっと発揮できるだろう感じました。小学生のときに見た製鉄所の中で今、実際に自分が働いていることには不思議な縁を感じます。
STORY 02
安定操業を支えるプライド
私が働いている製鉄所の広大な敷地には、総長約50kmものベルトコンベアが走っています。その点検と補修が私の仕事です。ベルトコンベアが運んでいるのは、鉄の製造工程に不可欠の原料。重い石炭などを運んでいるうちにベルトはすり減ったり削れたりして、そのままにしておくとベルトはさらに劣化し、最悪、切れてしまうことも。そうなったら原料が運べなくなり、製鉄所の操業計画も大きな影響を受けてしまいます。そんな事態に陥らないようベルトコンベアの状態を目視し、異音が発生していないか耳を傾け、劣化が見つかったらローラーの交換作業を行います。点検は歩いて行うので、雨の日も風の日も、製鉄所内を歩いてチェックします。万が一にも劣化を見逃すようなことがあっては大変ですから、気が抜けません。そうした責任の重さが、やりがいにつながっています。またローラーを支える土台や調芯機などの工具は重量物なので、安全には十分配慮しなくてはなりません。作業は4人で担当しており、チームワークを大切にすることがそのまま作業の安全につながるので、仲間とのコミュニケーションは常に重視しています。無事にローラーの交換が終わり、試運転でベルトが問題なく回っている様子を見ると、ホッとすると同時に大きな達成感が胸に湧いていきます。ベルトコンベアを支えることで製鉄所の安定操業に貢献していることを、とても誇らしく感じています。
STORY 03
風通しの良さが心地いい
作業中のチームワークのよさにも表れているように、社員同士の仲の良さは当社の自慢の一つです。家族より長い時間を一緒に過ごしている仲間ですから、みんな気さくで、風通しが非常にいいです。若手社員も多く、休憩時間に趣味の話で盛り上がることも。普段からこのようにコミュニケーションを深めていくことで互いの人柄がよくわかり、それが作業中に相手の良さを引き出そうとすることにつながると感じています。また福利厚生面が充実しているのも、素晴らしい点です。私は製鉄所の近くの寮に住んでいるのですが、寮費はとても安く、しかも朝と夜の食事もしっかり用意されるので、何の心配もなく仕事に集中できます。本当に恵まれた環境です。また、今は作業指揮者として現場の安全確認などを担当しており、今後はその上の班長、さらには作業長を目指したいと思います。さらにトラックでローラーを運べるように、中型免許も取得したいと考えています。こうした資格や免許の取得も、会社が費用を負担してくれるなど、メガテックの面倒見のよさは抜群です。
バイクと音楽でリフレッシュ!
朝起きて地元の仲間と海沿いを走らせ、地元(大原)の飯屋まで。そして、帰りは地元の海沿いを走らせてから帰るのがルーティンです。また、ジャンルは問わず、J-POPからヒップホップ、ラテンなどの音楽鑑賞も楽しんでいます。休憩時間に聴いたり、寮に帰ってから存分に楽しんでいます。